一応わしもギター屋のオーナーやねんぞ!と言うところをアピールするため(誰や?ただのスケベなオッサンやと言うてる奴は!)の楽器についてのウンチク話ですわ。(^o^)丿
と、言うことで皆さん「自分に合ったギターとはなんぞや?」なんてことを考えたことありますか?この定義はある意味非常に幅広くむずかしいですが、反面すごく単純なものなのかもしれませんな。
今はギターと言うても色々なタイプの物が沢山有り、その一本々に「サウンドキャラクター」が有ります。そのため、まずどんなジャンルの音楽をやりたいのか?(やっているのか?)、その中で自分はどの様な音を出したいのか?この辺を具体的に自己表現出来たらええですな。とは言え、これは初心者の方々にはわかりにくい事でむずかしいと思います。
その場合、最低限好きなアーティストのCD等のサウンド音源を持参してもらえれば、出来る限りアドバイスはさせてもらいます。(^_-)
さて本題に入りたいと思います。ギターのサウンドを決定する要素として「材質」「重量」「質量」「ピックアップ」等、色々有りますが、個々の話は次回にするとして今回は「サウンドキャラクター」と言うポイントで話をします。
一般的に「サウンドキャラクター」として考えられる事は「太い音」「細い音」「重たい音」「軽い音」「ソフトな音」「シャープな音」等、色々な表現が出来ますが、これらの要素が複合して「サウンドキャラクター」として耳に聞こえてくるのです。
そして50年代、60年代はともかく、70年代以降はエフェクターやアンプが急激に進歩し、それと正比例して「サウンド」も多様に変化しました。ですが一番重要となるのがその根本となるギターの「サウンドキャラクター」なんです!
たとえば、レスポールのズ太いハムバッカーサウンドが出したいのに、ストラトを買ってしまったら、どんな良いエフェクターやアンプを使っても基本トーンはシングルコイルのストラトになってしまいます。
その逆のパターンも同様です。(ただし、ギター・アンプ・エフェクターの「サウンドキャラクター」をパーフェクトに把握すれば、ギターのタイプが違ってもかなり近い音が作れるようになります。)ですので、一番出したい音に近い「サウンドキャラクター」を持ったギターを選ぶ事が結果的に必要以上のエフェクターを使わなくてすみ、ノイズが少なくよりクリアーな音を出せる最良の方法だと思います。
そしていつも店で言うんですが「ギターを手に取って弾いてみて下さい」と。ですがけっこう多くの方が「あまり弾けませんから」とか「持ってもわかりませんので」等の返事が返ってきます。ですが、実際に持ってみなければ「ギターの重量」「ネックの太さ」「弾きやすさ」「スイッチ類の操作性」等は、わかってもらえないし、音を聞いてもらわないと、そのギター「サウンドキャラクター」もわかってもらえないので、ぜひ皆さん「自分に合ったギター選び」の最低必要条件として、ギターを手に取って音を聞いてみることをおすすめします。
また楽器には「出会い」みたいなものが有り、細かいウンチクぬきにしてフィーリングで「この楽器は私を呼んでいる」と思うことも有ります。この直感も大事かも知れません。
上記のような内容の事をわかっておられる方々には、あまりコメントせず自由に弾いてももらっていますが、まだこれからの方や勉強中の方は、何でもこのがんちゃんに聞いて下さい。出来る限りわかりやすく説明させてもらいますんで!
細かい事は、今回だけでは書き切れないので折にふれて話をさせてもらいまっさ!!
ではでは。
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